フィッツプラス 管理栄養士の働き方blog

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成果の出る特定保健指導とは?フィッツプラスの管理栄養士に、そのコツを聞いてきました!

フィッツプラスのメディア担当の鈴村です。

今回は、特定保健指導で成果を出しているフィッツプラスの管理栄養士Nさんに、成功事例をお伺いしてきました!

「特定保健指導にチャレンジしてみたいけれど、具体的にどうやって減量につながっているのか、イメージがわからない…」と、気になっている方も、必見ですよ!

 

対象者の情報

今回、事例として挙げたのは、50代男性の高橋さん(仮名)。

3ヶ月で3kg減と、理想的なペースで減量を達成しました。この方の特定保健指導で意識したことや、実際の行動目標設定の流れなどについて、Nさんにお伺いしました。

高橋さんの初回面談での発言

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「痩せたいとは思うけど、特定保健指導って聞くと、何だかやる気が出ないんだよね~。特定保健指導で、本当に痩せるのか疑わしいしね。運動だけで痩せると思うんだよね。運動好きだし、今もやってる。まあ、あんまり効果が出てないんだけど…。運動を増やせば良いんだってわかってるんだけど、時間もなくてね。そんな感じだし、あと何を見直せばいいの?って思ってるよ。」

特定保健指導に対して抵抗があること、そして痩せたいとは思っているものの、減量=運動=つらいというイメージが強いことなど、課題が浮かび上がってきました。

人を健康にするお手伝いができる!未経験で始めた特定保健指導 - フィッツプラス 管理栄養士の働き方blog

 

―――まず、Nさんが初回面談で重点的に意識したことは何でしょうか?

そうですね、まずは特定保健指導に対するイメージを伺い、その内容を見極めることでしたね。堅苦しいイメージなのか、面倒くさいイメージなのか…。

今回は、そういった先入観を取り除いた上で、「ご自身の食生活を振り返り、これからの健康と向き合うきっかけになればと思いますので、ぜひお手伝いさせてください」と、前向きにお伝えしました。

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また、高橋さんは痩せたいという意欲はあるとのことでしたので、その気持ちを尊重するようにしました。

痩せたい目的をヒアリングしたり、痩せてどんな自分になりたいかを一緒に見つけることで、<目標に向けて、管理栄養士が伴走者としてサポートする>ということを認識いただくよう、面談を進めました。

管理栄養士としてのやりがいがある!特定保健指導の仕事とは? - フィッツプラス 管理栄養士の働き方blog

 

―――どんな取り組みでも、やはり一緒に走ってくれる伴走者がいると、継続にもつながりますよね。初回面談時の高橋さんは、あまり食事の改善は考えていないような印象を受けますが、そこはどういったフォローをされましたか?

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男性には多いのですが、運動=減量=つらい、という考えがあって、だから取り組めない、痩せない…という負のループがあるように感じます。

今回の高橋さんも同じような考えでしたので、まずは運動だけの減量は、高橋さんの生活ではなかなか難しい(運動だけで実行する大変さ)ことを、摂取カロリー・消費カロリーを用いて説明しました。

そして、そもそも体重が増えるということは、摂取しすぎていること、食事内容の見直しで、摂取カロリーを少なくする方が比較的実行しやすい、ということをお伝えしました。

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ここできちんと動機づけができましたので、コンビニメニューや外食メニューの食品一覧表を見ながら、一緒にカロリーの確認を行うことができました。

「やっぱり油物はカロリー高いんだね」「野菜はカロリー低いね「甘い飲み物のカロリーは想像以上に高いね」など、今まで知らなかったものが知れたようで、興味深く一覧表を見られていました。

 

―――食事の見直しの大切さを、数値まで落とし込むことが出来ると、説得力が高まりますよね。

ありがとうございました、次回は目標設定から、継続支援についてまでお伺いさせてください!

 

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